三階滝
前々から行きたかったのが、この「三階滝」。ネットで調べると、結構簡単に行けるのかな?なんて思ったんですが、
ところが実際にはかなり苦労しました。場所は、郡山から湖南に向かう御霊櫃峠という峠のカーブから沢伝いに入ります。
最初、入り口がわからず、右往左往してました。滝自体は入り口から距離はあまりありません。


三階滝 入口
ここが入口です。カーブのところの、駐車スペースがあるので、わかりやすいといえばわかりやすいんですが、見落としがちなので、カーブの度に注意を払って見てみましょう。郡山方面から行くと左側にこの入口があり、小さい看板に、工事のため〜〜などと書かれていた気がします。道が整備されていないので、できれば長靴、サンダルで沢の中を歩くようにすると楽かもしれません。沢は小さく、とても浅いので、歩きやすいです。

沢沿いはこのように足場が悪いです。転びやすく、コケが生えていたり、地面がぬかるんでいるところもあります。また、地面を歩いていくと途中で歩くところがなくなるので、あらかじめ川の中に入れるような格好をしていくと怪我などの災害を未然に防げます。

三階滝 途中
登山道

楽観視していったため、滝にたどり着くまでに、様々なドラマがありました。
・スニーカーで行ったため、コケですべり、片足が沢に入り、切なくなる。
・道がないため、山の土手から滑り落ちる。
・そんなドタバタの中で、カメラの電池を落とし、探し回る。
・着替えを持っていってなかったので、ズブヌレのまま家路に着く。
・夏場だったので、木々に隠れて半分しか滝が見えなかった。

なので、これから行こうと思う人は、十分な服装と、注意を払っていかないと、とんでもないドラマが展開する羽目になります。
近いといえども、装備はしっかりと。







三階滝 途中1

三階滝 途中2
滝に向かうまでには、沢を歩いていけるくらい、平坦ですが、小さい段差があちこちにあり、水量も適量のため、こうした小さな流れを間近に見ることができます。ただ、水の中でもすべるところはすべるので、注意が必要ですが、膝まで浸かるような深い場所はないので、長靴で十分、沢の中を歩ききって滝までたどり着きます。強いて言えば、虫やくもの巣が多いことでしょうか、長袖長ズボンをオススメします。





三階滝 途中3
こういった段差も望遠で撮るとそれなりに迫力のある画になりますね。この滝の水は上流にあるため、とても綺麗です。飲むことができるのかどうかはわかりませんが。
三階滝 途中4
綺麗な曲線を描いています。水の勢いのあるところは太く、量が少ないところは細くなってそれぞれ描かれる、滝の写真って、ずっと見てても飽きませんね。





きました!三階滝!
三階滝 ついに辿り着きました!これが三階滝です。ここにくるまでとっても大変だったので、その苦労もひとしおです。水量はあまりなく、見ての通り、筋も細くなっています。が、落差があるため、下から見上げると迫力があり、また、これではわかりませんが、ちょっと離れてみてみると、この上にも何段かの滝になっており、冬の始まりに来ると葉っぱが落ちて全景が見れるかもしれません。でも滝の周りって、とても涼しいですよね。汗だくだくで辿り着いて、滝で休憩。ちょっと贅沢な時間です。










おまけ 御霊櫃峠から見る景色

御霊櫃峠の頂上付近には駐車場があり、そこから山に登ると、郡山市を眺めることができます。反対側には猪苗代湖を望むことができるので、皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか。

夜の郡山の眺めは必見!なかなか素敵なライティングです。ですが、峠は電灯がなく危険ですので、車で行く際には十分速度を落とし、注意していくことをオススメします。



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